今年のAチームの活動もあと僅か。12月8日の卒部式に向け、残された大会に挑みます。
この日は、野球用品専門店の全正舎さん主催の第２回全正舎杯でした。同じ公立中学校の学区内にある下京渉成雅さん、BBKidsさん、そして洛央メジャーズの３チームで三つ巴の対戦を行い順位を決める大会です。
洛央メジャーズは、昨年準優勝。今年こそは優勝するぞと、選手たちも皆、気合が入っていました。
第１試合の渉成雅 vs BBKidsは、渉成雅の勝ち。第２試合の洛央メジャーズ vs BBKidsは、洛央メジャーズの勝ち。
ということで迎えた第３試合。渉成雅 vs 洛央メジャーズ、１勝同士の対戦で、勝ったほうが優勝という形になりました。
試合は、1点を争う好ゲーム。１点取られては、１点取り返し、また１点取られ、という非常に緊迫感ある戦いでした。敵味方含め、随所に好プレーが飛び出しました。
最終回の表の攻撃で１点を取り返し、２対２の同点に持ち込んで、裏の相手チームの攻撃へ。
１アウトから、エラーと四球で１アウト満塁のピンチに。キャプテンがタイムをとり、マウンドへ駆け寄ります。
さあ、このピンチを乗り切れるかなと、応援する保護者たちもハラハラドキドキ。私も写真を撮りながら、心臓バクバクでした。
初球ボールのあと、次の球を相手のバッタに鋭く振り抜かれ、そのボールはグラウンドルールのスリーベースラインを超えていきました。ボールの行方を呆然と見つめる選手たち。そのランナーも、次のバッターの際のワイルドピッチでホームインしたところで、タイムアップで試合終了。最終的には６対２という結果になりましたが、勝負をしにいった結果なので仕方なし。こういう日もあります。
悔しさを滲ませ、ベンチで涙する選手も大勢いました。負けてはしまいましたが、やっている方も見ている方も、緊迫感があっておもしろい試合だったと思います。こういう試合を卒部の直前になって経験できるのは大きいですね。
残す大会はあとひとつ。そこでも、今日のような試合ができることを願っています。
